こんにちは。
元幼稚園教諭・元保育士でちーちゃん(小2)、よっちゃん(年長)、こーくん(1歳児)の3人の子育てをしているちょこママです。(ちょこパパもいます!)
皆さん、お子さんの習い事ってどうしていますか?
我が家はちーちゃん・よっちゃんがピアノの習い事をしています。
ですが、ピアノの習い事はお家での練習が必要不可欠‥
なかなか子どもに毎日練習させるのって大変ですよね‥
お子さんがピアノの習い事をしているご家庭では
- 練習はするけど毎日しない
- イヤイヤ練習をしている
- 子どもに練習させるのが大変
- 結局レッスン当日に慌てて練習してしまう
- でも本当は子どもに進んで練習してほしい
こんなお悩みを持つパパ・ママもいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事ではそんなお悩みをもつ方に対して、子どもの特徴を理解している元幼稚園教諭・元保育士の私が実際に行った子どものピアノの練習を習慣化させた方法をご紹介します!
我が子たちはこのやり方で主体的にピアノを練習するようになりました!
我が家の現状
本題に入る前にまずは我が家の習い事の現状をお伝えします。
習い事をしているのはちーちゃん(小2)・よっちゃん(年長)の2人。
ともにピアノのみの習い事をしており、それぞれ年長さんから始めました。
家での練習に付き合っているのは私。
私はピアノの経験はありませんが、学生時代吹奏楽部などで楽器を吹いてきたため、ある程度の楽譜は読めるのと、幼稚園・保育園で勤めていた先生時代に保育の中でピアノを弾いていたので簡単な伴奏程度は弾けます。
最近はちーちゃん(小2)の曲が難しくなってきましたが汗
練習を習慣化できた方法
では本題に入り、子どもたちが毎日主体的にピアノを練習するようになった方法をご紹介します!
1、まずは環境作り!ピアノはリビングに!
私が最初に行ったことは子どもが気軽にピアノに触れられるような環境作りです。
(我が家のリビングはとても狭いのですが‥)我が家はリビングにピアノを置いています。
理由は
- 日常生活でリビングにいる時間が一番長いため→気軽にピアノが弾ける
- リビングには常に家族の誰かがいるので、安心してピアノが弾ける
- 私が家事をしながらでもピアノを聞いてあげられる
などです。
気になる音問題ですが、我が家は電子ピアノを使っているので、
- 外が明るいとき(日中)は普通の音量で
- 外が暗いとき(早朝や夜)は音量を小さくして
ピアノを弾くというルールを作って音量調節しながら練習しているため特に気になることはありません。
以前は「テレビが聞こえない!」などという家族からのクレームもありましたが‥
「一生懸命練習しているからそこはピアノを優先してあげよう!」と話していたら、自然とそんなクレームも無くなるくらいピアノの音が当たり前の生活になりました!
2、少しでもいいから毎日ピアノに触れる
ピアノの先生から教えてもらいましたが、私が楽器を吹いてきた経験からも音楽の練習は毎日すること(継続)が大切だと思います。
そのため、少しでもいいから毎日ピアノに触れるということを大切にしてきました。
とにかくピアノを日常に取り入れたかったので、最初は一日10分程度から始めました。
(ピアノのレッスンから出された課題の曲を1回ずつ弾いたらあっという間に10分が経っていました)
特に最初の頃は集中力が切れない(楽しんで弾いている)うちにやめるようにしていました。
子どもが「まだやりたい!」というくらいが大事!
そんな時は「一人で弾いてごらん。」と一人での練習を促します。
そうすると、私との練習(10分)+子どもの個人練習というように徐々に練習時間が増えていきます。
練習時間はその子にあった時間にしてあげること大切です。
せっかく喜んで始めた習い事ですから、練習も楽しみながらして欲しいですよね。
このように少しずつ練習時間を増やしながら、とにかく毎日ピアノを弾くということを意識してきました。
そうして、最初は10分から始めた練習でしたが、今ではちーちゃんは1時間程度、よっちゃんは30分程度毎日練習するようになりました。
(レッスンが進んでいくと、曲数や曲の難易度が上がり必然的に練習時間が増えていくということもありましたが)
ちなみに練習時間は個人練習+私との練習の合計時間なので続けて練習している訳ではありません。
(集中力が持ちませんからね‥)
是非、少しでもいいから毎日ピアノを弾く!ということを意識してお子さんと関わってみてください!
3、とにかく褒める!
これはピアノだけではなく、子どもとの関わりでは大切なことですよね!
「上手だね!」「できたね!」はもちろん、上手くできない時も「よくここまで頑張ったね!」と頑張りを認めて褒めるようにしています!
私がよく使う褒め言葉は
- (たとえ一小節しか弾けていなくても)「もうこんなに弾けるようになったの⁉」
- (特に弱い音で弾く練習をしている時に)「綺麗な音で弾けてるね!」
- 「こんなに弾けて天才だね!」
などもう何でも褒めます!
特に我が子たちは「うちに(ピアノの)天才がいる⁉」と言うとととても喜びます!
4、ピアノを練習する時間は子どもが決める
子どもが自ら練習をしようとするためには誰かに言われてするのではなく、自分で練習すると決めて行う必要があります。
その為に我が家では子どもが練習時間を自分で決めて練習するようにしています。
ただ、「一日の中でいつでもいいよ。」としてしまうと、子どもにとっては範囲が広すぎて決められなかったり、後回しにして結局練習せずに一日が終わってしまったりすることも。
そんなことにならないように我が家では
ピアノの練習が終わってからテレビ(YouTube)を見る
というルールを作りました。
(我が家のテレビ(YouTube)事情は一日一人30分のため、子どもたちはその時間をとても楽しみにしています)
元々夕食以降は自由にテレビ(YouTube)は見られないというルールがあり、また平日は学校や幼稚園があるので、必然的に練習時間は限られてきます。
なので子どもたちは「朝の登園・登校前」と「帰宅後から夕食前のテレビタイム前」までしか練習できません。
そうすると、私から「練習しなさい!」と言わなくても、「今やらないと練習時間がなくなる!」と気付き、子どもたちは自主的に練習するようになりました!
親である私が少しだけ時間の管理を手伝うことで、子どもが自ら練習する時間を決められるように!
そして、これらを明日も明後日も変わらず続けることで毎日継続して練習する!ことができるようになりました!
5、慣れるまではパパ・ママも練習に付き合って!
現在の我が家の練習の仕方は
「子どもが一人で課題の曲を練習」→「ちょこママに練習の成果を発表」→「ちょこママとできていないところを練習」
と子どもの個人練習→私との練習という流れで行っています。
しかし、ピアノを習い始めた頃はピアノはもちろん、練習にも慣れていないので、私が付きっきりで練習していました。
「毎日子どもの練習に付き合うなんて大変‥」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、上記でもお伝えしたように最初は10分からでいいんです!
「ピアノが弾けるように!」というよりも「ピアノに慣れるように!」「ピアノの練習が習慣化できるように!」ということを目標にしているため、一日10分でいいので是非練習に付き合ってあげてください!
そして、毎日ピアノを弾くことに慣れてきたら
「昨日一緒に練習した曲をちょっと一人で弾いてみて!」「一人で弾けたらママも聴きに行くね!」
などとパパやママがいなくてもピアノを弾いてみる!ということをしてみてください!
そして、その練習の成果を「発表」という形で聴いてあげます!
このようなことを繰り返していくことで、一人で練習するやり方を覚え、練習した成果を「発表」することで、幼い子でも練習する目標ができて「またピアノを弾こう!」と思えるようになります!
そして子どもの演奏をたくさん褒めることで子どもの自信ややる気に繋がっていき、我が子たちは「もっと弾きたい!」と主体的に練習するようになっていきました!
6、「子どもがやりたいから習い事をしている」ことを忘れないように!
ここまでピアノの練習を習慣化できた方法をお伝えしてきましたが、そもそも習い事は子どもがやりたくて行うものですよね。
ですが長く続けていくと、「自ら練習する」というよりも「レッスンをさせられている」「練習しなければならない」と親や先生が強制して練習するものに変わってきてしまうことも。
それではピアノが楽しくなくなってしまい、本末転倒ですよね‥
我が家にもそんな危機がありました‥
ちーちゃんがピアノを始めて1年近く経った頃とピアノ教室を変更した頃の2回。
「(曲が難しくなってきて)思うように弾けない」「今までの先生とやり方が違って戸惑っている」
という様子で、ちーちゃんは段々自らピアノを弾こうとしなくなりました‥
そこで、私はちーちゃんと「なぜピアノの習い事をしているのか」「今後ピアノの習い事はどうしたいのか(続けたいのか、やめたいのか)」について真剣に話し合いました。
結果ちーちゃんからは「ピアノは好きだけど、(今の曲や新しいピアノ教室が)難しいからやりたくない」という答えが。
「ピアノは好き」「ピアノは続けたい」という気持ちはあったので、「じゃあ、少しずつでいいからママと練習していこう!」と励まし、ピアノの習い事を継続することにしました。
習い事をしている子ども本人に「やりたい!」という気持ちがないと、何事も続きません‥
もし、「うちの子は全然練習しなくて困っている」というパパ・ママがいたら、一度立ち止まって子どもと一緒に「習い事」について話し合ってみるのもいいかもしれません。
「ピアノは好きだけど、この曲が嫌い!」や「実はいつもの練習時間はもう眠たくてやる気が起きない‥」などと意外な理由が聞けるかもしれません。
是非お子さんと習い事を続ける意味(目標)を共有してあげてください!
7、パパ・ママもピアノに興味を持って!
最後にお伝えしたいことは、是非パパ・ママもお子さんのピアノに興味を持ってあげてください!
ピアノを習っているのは子どもだから‥とパパ・ママが興味を持ってくれないと子どもも段々とやる気を失ってしまいます。
例えパパ・ママがピアノを弾けなくてもお子さんの練習している曲がどんな曲なのか知ろうとしたり、「ねこふんじゃった」などでもいいので弾いてみたり。
パパ・ママもピアノに興味を持ってくれるだけで子どもは嬉しくなり、やる気を出してくれます!
また、ママは真剣に子どものピアノに向き合っているのにパパは無関心なことも‥
そんな時はパパをお客さんにして、練習している曲で発表会ごっこをしましょう!
パパをピアノが見える特等席に招待して、ママが司会役をします。
「それではこれから第1回ちょこ家のピアノ発表会をします。」
「一曲目は○○です。この日のために一生懸命練習してきました。最後までお聴きください。」
などと幼稚園や小学校の発表会なんかを真似て司会をしてあげると、ぐっと雰囲気が出て盛り上がります!
「発表会ごっこ」にすることでパパにも聴いてもらいやすく、子どもも喜びますよね!
是非頑張っているお子さんのために家族みんなで応援しましょう!
私はピアノが好きなので、よく子どもたちの練習曲を子ども関係なく一人で練習しています。
「どんな曲を弾いているの?」と子どもたちに聞くだけで「教えてあげる!」と子どもピアノ教室が始まります笑(僕は弾けないのですが‥)
まとめ
毎日続ける(継続する)ことは大人でも大変なこと。
でも日常の一部にできたら「毎日ごはんを食べる」ことと同じように「毎日ピアノを弾く」ことが当たり前の生活になっていきます。
我が子たちは上記のやり方で、今ではすっかり毎日練習することが当たり前になりました!
ポイントは「自らやりたい!」と思える気持ち。
そのためには「ピアノが楽しい!」と思えるようなパパ・ママのサポートが大切です!
私も試行錯誤しながらこれからも子どもたちのピアノをサポートしていきたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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