こんにちは。
元幼稚園教諭・元保育士で3児の母のちょこママと申します!
《ちーちゃん(小2)よっちゃん(年長)こーくん(1歳児)の3人の子育て真っ最中です!》
子どもの集中力って気になりますよね‥
お子さんが年中さん・年長さんと大きくなってくると
「小学校入学に向けて子どもの集中力を高めたい!」
と考えるようになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな幼児さんの集中力はパパ・ママの声掛け一つでぐっと変わってきます!
例えば
- 子どもが食事中飽きてしまったときは「一つのことに集中できるような声掛け」が大切!
- 子どもの「集中力が切れかけたときに声を掛ける」ことでまた集中して取り組めるようになる!
などちょっとした声掛けの工夫で子どもは集中して取り組めるようになります!
私は元幼稚園教諭・元保育士としてこれまで子どもたちにたくさんの声掛けをしてきました。
その経験を活かして実際に我が子たちの声掛けを工夫した結果、子どもたちの集中力はどんどん変わりました!
この記事を読むことで幼児さんの集中力を高めるための声掛けの仕方がわかります!
声掛けを工夫して子どもの集中力を高めましょう!

普段の声掛けを振り返るきっかけにもご活用ください!
パパ・ママの声掛けで子どもの集中力は変わる!
子どもの集中力を高めるためにはパパ・ママの声掛けが重要になります。
なぜなら大好きなパパ・ママからの声掛けは子どもにとって大きな影響があるからです。
例えば、我が家でこんなことがありました。
お姉ちゃんと一緒にドリルでお勉強をしていた次女よっちゃん。
お姉ちゃんは次々とドリルを進めていく中、よっちゃんは1ページで集中力が切れてしまいました。

(こーくんが遊んでいるおもちゃが気になるな‥)
そんなよっちゃんに私は

次のページはどんなお勉強なの?
と質問をしました。するとよっちゃんは

(ドリルを見せながら)こんなのだよ!
と私に内容を教えながら、またドリルのお勉強に向かうことができました!
ドリルの集中力が切れてしまっていたよっちゃん。
しかし、私がドリルについて質問をすることでよっちゃんはドリルのことを思い出し、また取り組むことができました!
このように子どもが集中して取り組むためにはパパ・ママの声掛けが重要になります!
子どもの集中力を高めるための声掛け
子どもの集中力を高めるためにはパパ・ママの声掛けが重要!ということをお伝えしてきました。
そんな声掛けにちょっとした工夫をすることで子どもの集中力はぐっと変わってきます!
子どもの集中力を高めるための声掛け
- 一つのことに集中できるような声掛け
- 次にやることがわかるような声掛け
- やる気を引き出す言葉

子どもが集中して取り組めるよう、言葉選びを意識しましょう!
一つのことに集中できるような声掛け
幼児さんは周りの影響を受けやすいため、一つのこと(目の前のこと)に集中できるような声掛けが必要になります。
例えば、子どもが食事に飽きてしまったとき。
ただ「食べなさい」ではなく、「ごはんを食べよっか?」などと一つのものに限定できる声掛けをしてあげてください。
そうすることで子どもは「何を食べればいいのか=何に集中すればいいのか」がわかりやすくなります。
「集中するもの」がはっきりとすれば子どもはまた一つのもの(今回はごはん)に向かって集中できるようになるでしょう。
このようにたくさんのものがある(例 主食・主菜・副菜など複数の食事が並んでいる)場合は一つのもの(目の前のもの)に集中できるような声掛けが必要です。
次にやることがわかるような声掛け
子どもは集中力が切れてしまうとそれまで取り組んでいたことを忘れ、他のことに夢中になってしまいます。
そんな時はそれまで取り組んでいたことの「次にやることがわかるような声掛け」が効果的です。
そうすることで子どもはそれまで取り組んでいたことを思い出し、スムーズに取り組んでいたことに戻れるようになります。
例えば、登園準備中に子どもが途中で準備をやめて遊び始めてしまったとき。
「まだお着替えしてなかったよ!」「あとはかばんの準備だけだね!」
などとまだしていなかったこと、次にやるべきことを伝えることで子どもは登園準備に戻りやすくなります。
このように子どもが取り組んでいたことから離れてしまった時はその「次にやることがわかるような声掛け」をしてあげましょう。
やる気を引き出す言葉
子どもの集中力を高めるためには子どものやる気を引き出す言葉を掛けることも大切です。
なぜなら子どものやる気がなければ何事も集中して取り組めないからです。
やる気をなくすNGな言葉
- 命令口調「○○しなさい」
- 焦らせるような言葉「早くして」
- 否定的な言葉「全然できてないじゃん」
やる気が出るOKな言葉
- 命令ではなく、選択肢を!「どっちにする?」
- 落ち着いて取り組める言葉「待ってるから最後までやってごらん」
- 結果ではなく課程を認める「ここまでよく頑張ったね!」
子どものやる気が上がれば集中力も高まります!
是非子どものやる気に繋がる言葉をたくさん掛けてあげてください!
声掛けのタイミングも重要!
子どもの集中力を高めるためにはただ声掛けをするのではなく、声掛けのタイミングも重要になります。
なぜなら声掛けのタイミングを間違ってしまうとせっかくの集中力を途切れさせてしまう‥そんな結果になってしまうからです。
子どもの集中力を高めるための声掛けのポイントは2つあります。
- 集中力が切れかけたときに声を掛ける
- 集中しているときはそっと見守る
集中力が切れかけたとき
子どもの集中力が切れかけたときに声を掛けることで子どもはまた集中して取り組めるようになります。
先程もお伝えしたように子どもは集中力が切れるとそれまで取り組んでいたことを忘れてしまいます。
そんなときに声を掛けることで子どもは取り組んでいたことを思い出し、また集中して取り組めるようになります。
※上記の「次にやることがわかるような声掛け」でお伝えした登園準備の例はまさに「集中力が切れかけたとき」に行った声掛けです。
このように子どもの集中力が切れかけたタイミングを狙って声を掛けることで子どもはまた集中して取り組めるようになります。
そっと見守る
子どもが集中して取り組んでいるときはあえて声を掛けずにそっと見守ることでより集中できる場合もあります。
なぜなら子どもが「集中する=自分の世界に入る」そんな時に声を掛けてしまうとその声掛けがきっかけで集中力が途切れてしまうからです。
子どもが遊びなどに夢中になっているときは遊んでいる最中ではなく、その遊びが一段落したタイミングで
「素敵なものができたね!」「よく集中して作ったね!」
などと「パパ・ママは見守っていたこと」「頑張りを認める」ような声掛けをしてあげてください!

子どもが集中できているときはそっと見守ることも大切です!
さらに集中力を高めるには遊びが一番!
ここまで幼児さんの集中力を高めるための声掛けの重要性とそのポイントをお伝えしてきました。
「でも子どもの集中力をさらに高めたい!」
そんな方には「遊び」を通して集中力を高める方法がおすすめです!
なぜなら幼児期の子どもにとって「遊び」は重要で「生活=遊び」といっていい程、子どもの頭の中は「遊び」でいっぱいだからです。
集中力を高めるための遊びを繰り返すことで子どもは楽しみながら集中力を高めることができます!
3~5歳児の集中力を高める遊び
- 指先を使った遊び
- ごっこ遊び
具体的な遊びの内容については、「幼児さんの集中力を高める方法」の中で解説していますのでそちらをご覧ください!

声掛けのポイントを踏まえた上で是非試してみてください!
まとめ:声掛けのポイントを踏まえて集中力を高めよう!
この記事では幼児さんの集中力を高めるための声掛けの重要性とそのポイントについて解説してきました!
子どもの集中力を高めるための声掛け
- 一つのことに集中できるような声掛け
- 次にやることがわかるような声掛け
- やる気を引き出す言葉
子どもの集中力を高めるための声掛けのポイント
- 集中力が切れかけたときに声を掛ける
- 集中しているときはそっと見守る
良くも悪くもパパ・ママの声掛けは子どもにとって大きな影響を与えます。
(私も日々、自分の声掛けを振り返っては反省中です‥)
子どもへの声掛け全てを意識することはなかなか大変です‥
まずは「食事中だけ」「ブロックで遊んでいるときだけ」など限定して行ってみることをおすすめします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント