こんにちは。
元幼稚園教諭・元保育士でちーちゃん(小2)、よっちゃん(年長)、こーくん(1歳児)の3人の子育てをしているちょこママです。(ちょこパパもいます!)
小さいお子さんを子育て中の方なら一度は経験するであろう「イヤイヤ期」
(もちろん子どもの発達はそれぞれ違うので、絶対経験する!とは言えませんが)
我が子たちは1歳になった頃から、まだ「イヤイヤ期」とは呼べないものの、思い通りにいかないと
「泣く!」「怒る!」「癇癪を起こす!」
といったような「イヤイヤ期の前触れ⁉」ともとれる行動を起こすようになりました‥
この記事ではそんな「イヤイヤ期」に突入する前の「1歳0~5ヶ月頃の子ども」が癇癪を起こした時の対応について
- 実際にどのような癇癪を起こしたのか
- 元保育士・3児ママの癇癪を起こした子どもへの対応の仕方
など、今まさに1歳児であるこーくんの様子とともにお伝えします!
「あの大変なイヤイヤ期⁉」と構えず、「子どもの成長過程の一つ」としてこの記事でイメージしてみてください!
1歳児こーくんの癇癪の様子
1歳になり、意思表示がはっきりしてきたこーくん。
そんなこーくんは「こうしたい!」という思いが出てきた分、思い通りにいかないと癇癪を起こすようになってきて‥
ここでは1歳になったばかりのこーくんの癇癪エピソードを3つご紹介します!
エピソード1 「まだ食べたい!」
1歳になり、食べることが大好きになったこーくん。
そんなこーくんは「ごちそうさま」をしても「まだ食べたい!」と怒るように!
泣いて怒って座っている椅子の背もたれに「ゴンゴン!」と頭をぶつけるようになってしまいました‥
まさに自分の要求が通らない!という理由で癇癪を起こしていますね汗
まだごはんをあげられたらいいんですが‥
明らかにお腹いっぱいのこーくんに欲しがるだけあげる訳にはいかず。
特にこーくんは丁度断乳をしたばかりでどんどん食べる量が増えていたこの時期。
最初はどのくらい食べられるのかまだわからず、よくこーくんを観察する必要がありました。
- 食べ終えたあと、何度もごはんを欲しがる様子はないか(本当にごはんが足りていないのか)
- 食べ過ぎで苦しそうにしていないか
とこーくんの必要な量を見極め、
- もうすでに必要な量は食べている
- これ以上あげたら食べ過ぎになってしまう
と判断した時は癇癪を起こしても「まだあげる」ことはしないようにしていました。
エピソード2 「できない!」
1歳になり、遊びの幅が広がったこーくん。
積み木遊びのようにものを何でも重ねたり、小さな箱にたくさんのおもちゃを入れようとしたり‥
自分から興味をもって遊ぼうとするこーくんの姿に成長を感じ、私はとても嬉しくなりました!
しかし、そこで発生するのが癇癪でした汗
「ものを重ねられず、崩れた!」(小さいものの上に大きいものは難しいよね‥)
「いっぱい入れたいのに箱に入らない!」(明らかに箱が小さすぎる‥)
とツッコミどころ満載だったことはおいといて‥
こーくんは遊んでいたものを全部ばら撒いたり、投げたり、時には大の字になって手足をバタバタさせたり‥
これは自分の思い通りにできないという理由からの癇癪ですね。
特に2人のお姉ちゃんがいるこーくんは、お姉ちゃんたちのものが欲しくなり、でももらえず‥
この思い通りにできないという理由からの癇癪はよくありました。
エピソード3 「眠たいから怒ってるの!」
眠たい・お腹が空いたなどの整理的な不快によるグズグズ。
こーくんはた眠たいだけなら抱っこで落ち着くことができました。
しかし眠たいのに遊んでいた時が要注意!
上記の「思い通りにできない」と「眠たい」が合体した時、それは起こりました汗
遊んでいたものを全部ばら撒き、大の字になって手足をバタつかせて大泣き!
ここまでの癇癪になったら、最初の抱っこだけでは泣き止むことができず‥
抱っこしても仰け反って私の膝から降りてはまた、
「近くにあるものをばら撒き、大の字になって大泣き」
を繰り返していました泣
元保育士・3児ママの癇癪を起こした子どもへの対応の仕方
この頃のこーくんはまだ「自分で全部やりたい!」とは思わず、「できない」ことに対して「私がやってあげる」ことで満足していました。
そんな成長段階のこーくんへの対応の仕方をご紹介します!
ポイントは「子どもの気持ちを受け止めつつ」「癇癪の原因から気をそらす」ことです!
「まだ食べたい!」→「食事の場から離れる」
「ごちそうさま」をしても「まだ食べたい!」と怒るこーくん。
特にこーくんの怒り方は頭をぶつけて危なかったので
- 怪我をしないよう、頭の後ろにクッションを置く
- 「まだ食べたかったね。」とこーくんの気持ちを受け止める
- 食事から気をそらす
ことをしました。
最初にポイントとしてお伝えしたように3つ目の食事から気をそらすことが重要ですが一番難しいと思います。
私がよくやっていたことは
- (泣いて暴れるこーくんを)抱っこしながら歌や絵本で遊ぶ
- こーくんが好きな遊びに誘う
- 抱っこでその場を離れる
ことです。
抱っこや遊びで落ち着くこともありましたが、なかなかそうもいかない時は抱っこ+気をそらせることをしていました。
私やちょこパパがよく行っていたことは抱っこで食事の場を離れて、こーくんと洗面台の鏡を見に行くことでした!
こーくんが普段滅多に見ることのない鏡を見せることで
「これはなんだ⁉」「映っているのは誰だ⁉」
と一瞬でも食事のことを忘れ、違うことに意識を向けることができ、そのまま遊びに誘うことでこーくんは落ち着くことができました!
あえて普段から洗面台の鏡を見せないことで、こーくんにはより新鮮なものに感じて効果的だったようです!
「できない!」→「事前に遊びをよく観察する」
遊びの中で「上手にできない!」と癇癪を起こしていたこーくん。
そんなこーくんに対して私はこーくんがどんな遊びをしているのか普段からよく観察するようにしていました。
そうすることでこーくんが癇癪を起こした時
「何に怒っているのか」「何を要求しているのか」
をすぐに理解することができます!
こーくんの要求が理解できれば手伝うことは簡単!
また、まだ言葉で気持ちを伝えることができないこーくんは
「ママが僕の気持ちを理解してくれた!」
と感じ、できなかったことができた達成感と自分の気持ちを理解してもらえた喜びで落ち着くことができていました!
「眠たいから怒ってるの!」→「気持ちを切り替えてから寝かしつけ」
眠たいのに遊んでしまった時、ちょっとしたことですぐに怒り出していたこーくん。
このような行動は幼稚園・小学校に通う上の子たちも今でもあり、大人でも眠たい時に上手くいかないとイライラすることはありますよね。
そんな時は上記のように
「こーくんの気持ちを理解する」「こーくんの要求に応える」
だけでは上手くいかないことも。
その場合、私は泣いているこーくんを頑張って寝かせようとはせず、一度楽しいことをして気分転換してから寝かしつけをするようにしていました。
具体的には
- 遊んでいたものとは違うおもちゃを出す(滅多に遊べないものの方が効果的!)
- 普段入れない部屋に行き、遊べそうなものを借りてくる(お姉ちゃんの部屋など)
- テレビや動画なども上手に活用する
ことです。
癇癪を起こしているこーくんが「はっ!」と一瞬でも気がそれるようなことがポイント!
言葉で「ママと一緒に遊ぼう!」となだめても、大泣きしている子どもには届かないことってありますよね‥
そんな時は言葉ではなく、環境(場所やもの)を変えることで気がそれたり気分転換になったりして落ち着くことも。
また普段からあえてこーくんのおもちゃを少し隠しておき「いざという時に出す!」という方法も!
この方法は外出先でグズった時や普段遊んでいるおもちゃに飽きた時にも「新しいおもちゃ」として遊ぶことができるのでおすすめです!
我が家では「大変な時は便利なものに頼ろう!」と決めてテレビなども上手に活用しています!
私たちの持論ですが、癇癪に対してイライラするよりも一緒にテレビを見て笑った方がいいと考え、取り入れています。
まとめ
まだ「イヤイヤ期」まではいかないものの、癇癪を起こす子どもへの対応が難しくなってくる時期。
でも「イヤイヤ期」のような行動をされるのはパパ・ママが信頼されている証拠です!
子どもの要求に応えたり、上手に受け流したりしながら上手く付き合っていけたらいいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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