こんにちは。
元幼稚園教諭・元保育士で3児の母のちょこママと申します!

ちーちゃん(小3)よっちゃん(小1)こーくん(2歳児)の3人の子育て真っ最中です!
普段何気なくしているお子さんへの声掛け。
みなさんはどのくらい意識していますか?
日常的にしている子どもへの声掛けですが、子どものやる気を引き出すためにはとても重要なんです!
そしてただ声掛けをするのではなく、どんな言葉を掛けるのかということも重要に!
この記事ではそんな声掛けの中でも「3~5歳児さんのやる気を引き出す声掛けと具体的な言葉」について詳しく解説していきます。
私の元幼稚園教諭・元保育士としての経験を活かし、実際に我が子たちのやる気にも繋がった言葉をまとめました!
この記事を読むことで子どものやる気を引き出すための声掛けの重要性とその具体例がわかります!
そしてこれからご紹介する声掛けをすることでお子さんのやる気を引き出すヒントが見つかるでしょう!

普段の生活(身支度や食事)、何かに集中してほしい!そんな場面で活躍します!

声掛けを意識して子どものやる気アップ!に繋げましょう!
やる気を引き出すには「声掛け」と「言葉選び」が大切!
子どものやる気を引き出すためにはパパ・ママからの声掛けがとても重要です!
なぜなら大好きなパパ・ママからの声掛けは子どもにとって大きな影響があるからです。
さらに言葉選びを意識することで子どものやる気をぐっと変えることができます!
なぜならパパ・ママの言葉一つで子どもはやる気が出たり逆にやる気を失ったりしてしまうからです。
例えば、子どもがなかなかお着替えをしないとき。
パパやママから

お着替え上手にできる子いるかな?
と前向きな声掛けがあると子どもはやる気を出してお着替えを始めるでしょう。
しかし

早く着替えなさい!
と怒りながら言われてしまうと子どもはやる気を失ったりおびえてしまったりすると思います。
このように同じ声掛けでも言葉が違うだけで子どもの受け取り方はこんなにも変わってしまいます。
子どものやる気を引き出すにはパパ・ママからの声掛け、さらに言葉選びを意識しましょう!
子どもへの声掛けについてはこちらの記事でより詳しく解説しています!
声掛けでやる気アップ!NGな言葉とOKな言葉
子どものやる気を引き出すためにはポジティブな声掛けが必要です。
ここからはそんな声掛けを具体的にお伝えします!
子どものやる気をなくしてしまうNGな言葉、やる気が出るOKな言葉と分けてご紹介するので比較しながらご覧ください!

同じ内容でも言葉を選ぶだけで伝わり方がぐっと変わります!
NGな言葉
まずは子どもがやる気をなくしてしまう‥そんなNGな言葉をご紹介します。
子どもへの声掛けでは避けてほしい言葉です。
- 命令口調な言葉
- 焦らせる言葉
- 否定的な言葉
このような言葉はどれも子どもは言われても嬉しくない、やる気には繋がらない言葉なので避けてほしいと思います。
「○○しなさい!」
子どもに対して命令口調になってしまう言葉は避けてください。
例「片付けなさい!」「着替えなさい!」「もっと集中しなさい!」
忙しい日々ではついつい言ってしまうかもしれませんが‥
このような言葉を言われても子どもは渋々取り組むだけで自らやろうとする気持ちにはなれません‥
それでは子どものやる気は引き出せないですよね。
パパ・ママが一方的に命令するような言葉は避けましょう。
「早くして!」
焦らせるような言葉も避けたいワードです。
例「早くして!」「まだなの?」「急いで!」
このような声掛けをするときっと子どもは急ぎながら行うでしょう。
見た目はまるでやる気が出たように感じるかもしれませんが‥実は
「パパ・ママに怒られるから‥」
という恐怖から行うだけで子どもがやる気になったわけではありません。
子どもが心から「やりたい!」と思えるようになるためにも焦らせるような言葉は避けましょう。
「そんなこともできないの?」
否定的な言葉も避けたい言葉です。
例「全然できてないよ‥」「そんなこともできないの?」「(できるなら)最初からやってよ‥」
パパ・ママがため息をつきたくなる‥そんな状況もよくわかります‥
ですが、否定されてやる気が出るような人は大人でもほとんどいないのではないでしょうか?
やる気はもちろん、子どもの心を守るためにも否定的な言葉は避けてほしいです。
OKな言葉
子どものやる気をなくすNGな言葉を踏まえた上でここからは子どものやる気が出るOKな言葉をご紹介します!
- 子どもに選択肢を与えられる言葉
- 安心して取り組めるような言葉
- 結果ではなく、課程を認める言葉
このような言葉を言われると子どもは安心したり嬉しくなったりします。
そしてその気持ちはどんどん子どものやる気に繋がっていきます!
NGな言葉をOKな言葉に変換しながら是非お子さんに積極的に伝えていってください!
「どっちにする?」
NGな言葉にあった命令口調ではなく、子どもに選択肢を与えられるような言葉を掛けてあげてください!
例「お着替えと歯磨きどっちからする?」「どれから片付けよっか?」
子どもに選択肢を与えることで取り組むべきことが絞られ、今やることが明確になります。
特に幼児さんはやるべきことが明確になるほど集中して取り組むことができます。
また子どもは自分の意思で選べた喜びから選んだことに対してやる気を出すように!
このように子どもが選べるようにすることで張り切って取り組めるようになるでしょう!
「待ってるから最後までやってごらん!」
NGな言葉の2つ目の焦らせるような言葉は「安心して取り組める言葉」に変換してあげてください。
例「時間はあるから大丈夫だよ」「あとどのくらいでできるかな?→それまで待ってるね!」
落ち着いて取り組めることで子どもはやる気や集中力を発揮します。
ただ、
「時間が足りない‥」「(時間の逆算をしても)予想通りにいかなくて結局焦らせてしまう‥」
など特に幼児期の子どもの姿は毎日違うので‥計画通りにいかないこともよくわかります汗
そんな時は
「今日はここまで」「お片付けは忙しい朝ではなく、帰ってきてから!」
などとパパ・ママが割り切ることで子どもの負担を減らせることも!

これが結構スムーズにいくのでおすすめです!
このように子どもを焦らせるのではなく、安心できるような言葉を掛けることが子どものやる気に繋がります!
「ここまでよく頑張ったね!」
子どものやる気を引き出すためには褒め言葉は欠かせません。
そこで褒め方に一工夫を!
お子さんには結果ではなく、その課程を認めるような褒め方をしてあげてください!
例「ママは頑張っていたところ見ていたよ!」「(食後ごはんがこぼれていても)一人で食べて偉かったね!」
子どもの結果ばかりみていると段々と完成度が高くないと認められなくなり、NGな言葉の3つ目「否定的な言葉」が増えてきてしまいます。
例えば
「普段の食事はパパ・ママに食べさせてもらっている」という子が「今日は一人で食べられた!」
このような場合、例え食べこぼしがあり綺麗に食べられなかったとしても
「一人で食べようとした!」
ということは大きな成長ですよね!
このように例え結果が出ていなくてもその課程を認める(褒める)ことで子どもは自信をもつことができます!
そしてその自信が子どものやる気へと繋がっていきます!

幼児さんはパパ・ママに褒めてもらうことが何よりも嬉しいものです!
まとめ:言葉選びを意識して子どものやる気を引き出そう!
この記事では3~5歳児の子どものやる気を引き出すための声掛けと言葉選びの重要性をお伝えしてきました。
そして子どものやる気を引き出すための言葉についてNGな言葉とOKな言葉に分けて具体的にご紹介してきました。
子どもがやる気をなくすNGな言葉
- 命令口調な言葉
- 焦らせる言葉
- 否定的な言葉
子どものやる気が出るOKな言葉
- 子どもに選択肢を与えられる言葉
- 安心して取り組めるような言葉
- 結果ではなく、課程を認める言葉
いい言葉もよくない言葉も子どもは全て受け止めます。
またパパ・ママの声掛け一つで子どものやる気は変わります!
是非お子さんにはやる気アップ!に繋がるような声掛けをしてあげてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!